スマトラヒラタ
2006年8月21日
我が家の歴史上初めてやって来た、
記念すべき 外国産のクワガタムシです。
61・5mmなので、 大きくはありませんが、
ちっちゃいコクワやらミヤマしか捕まえ
手にした事のない私には、感激でした。
せっかく、ペアで購入したので、ショップ店長の
勧めもあり、無謀にもブリードに挑戦する事に!
「ワイルド個体は、8割方交尾済みなので、
すぐに産卵セットできる」というような、
超初歩の知識もこの時初めて知りました。
2006年8月22日
成体を購入した翌日、店長に教えて頂いた通り
産卵木加水→陰干し→皮むき→マット加水・・・
「こんなんでええんやろか?」
「ん〜な簡単に産んでくれへんわなぁ〜」
半信半疑ながらも、
「元気な二世が産まれますように!」
と、祈りながら、産卵木を埋め込み
♀ちゃん、ゼリー、転倒防止木を投入。
セットしてからは、
ほぼ毎日ケースの様子を覗いていましたが・・・
ちょうど一ヶ月たった
2006年9月23日
ついに!幼虫の姿が確認できました!
我が家の歴史上初めてのクワガタ幼虫!
「で!いつ出したらええねん?」
「産卵木にもおるんやろか?」
飼育情報を集めるべく、ブリーダー緒先輩の
HPを読み漁りました。

2006年9月27日
「初心者はある程度成長してから取り出すべき」
とマニュアルにはありましたが、
「とにかく、見えてる2頭だけでも!」の思いで
マットをひっくり返してみました。
2頭とも元気!元気!感激!感激!
幼虫の脚って、前の方に6本あるんかぁ〜
毛虫とちゃうねんなぁ〜
妙に感心したのでありました・・・
「産卵木は・・・?」
恐る恐る木の表面をめくると・・・
粉々の木屑が見えました。
「これが食痕?」
(食痕を慎重にたどるべし!)
マニュアル通りにそぉ〜とそぉ〜と・・・
「おった!!」
これが「割り出し」の醍醐味なのね!

めちゃめちゃ嬉しいねん!
四十越して、昆虫でこんなに感動するとは!
で!結果!
幼虫18頭&卵3個!
正直、こんなにうまくいくとは、
思いませんでした。
腐った産卵木と悪臭マットから♀の
屍骸がポロッ!
が関の山かと本当に思っていました。
もし・・・このセットが失敗に終わっていたら・・・
「ひと夏のクワガタ飼育の想い出」
だけが残り、
このHPなど
宇宙の何処にも存在しなかったでしょう。
ビギナーズラックってほんまやってんね!


2006年9月28日
昨日、取り出した幼虫はプリンカップに
一時保管していましたが、
再び取り出し、生死の確認。

心配性なもんで・・・

おぉ〜皆元気やん!


で!次のステージは!
いよいよ「平成のクワガタ魔法瓶」
菌糸瓶投入!

でも〜本当は♂♀の判定してから
菌糸瓶の大きさを決めるらしいが・・・

とりあえず、大きい順にならべてみました。
(♂♀の判別法も勉強しましたが、初齢では
わからへんしぃ〜)
2006年9月29日
大きい順に上から8頭を1100mlPPに
残りの10頭を400mlPCに入れました。
なんかめっちゃカッコええやん!
今まで、色んなモンを集めたり、
作ったりしてきましたが、
他の趣味では味わえない
ドキドキ感がありますねぇ〜
1学期(ペアリング〜幼虫Get!篇)
スマトラヒラタ-2

Dorcus titanus